厚生労働省によると、全国の事業所は2020年8月時点で1万5310事業所あるということです。
ところで、不正請求額は、12年度はゼロだったが、13~16年度は約3600万円~約1億円で推移。17年度には約3億7000万円と急激に増え、2020年度は11月までで過去最多の4億7000万円に膨らんだそうです。
不正請求による処分は179事業所で総額は約17億3600万円。
勤務記録や利用日数を改ざんして利用料を水増し請求していたということです。。。
全体の約1.1%ですが、自治体の人員不足等実地調査が十分にできていないということもあり、氷山の一角かと思われている部分も多くあり、したがって、まじめにやっている事業所に対しても厳しい目が向けられています。
意図的な不正請求は言語道断として、人員不足から記入漏れや誤った解釈などで進んでいっている場合もあるかと思います。法改正も頻繁に行われ基準省令など複雑でわかりにくいうえに、各市町村によって要件が厳しくなっているところもあるようです。
したがって大変ではありますが、書類整理と管理は徹底させ、法改正等不明点が出てきた場合は県庁や各市町村にその都度問い合わせして確認をとりながら進めることが大切だと思います。
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